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Posted by 京つう運営事務局  at 

2020年08月04日

自動車保険のノンフリート等級制度

ノンフリート等級制度とは、任意の自動車保険に設定されている事故による保険料の利用の有無により、契約者の保険料を調整する契約者に対してできる限り公平に保険料を負担してもらう仕組みの一つです。

自動車保険の等級は初めて契約をする時に6等級からスタートします。

等級制度のランクは1等級から20等級まであり、それぞれの割引率、割増率が決まっていて、数字が高いほど保険料の割引率が良くなります。

なお、1等級から3等級までは基本保険料に対して割増料率が適用されるので、保険料が高額になる場合があります。

等級は1年間無事故で保険金の請求をしなければ次年度の更新時に1等級上がり、保険料が所定の割引率によりやすくなります。

しかし1年間の間に事故を起こしてしまった場合は、事故1回につき3等級下がってしまい保険料は上がってしまいます。

つまり、保険を使わなければ等級は上がり保険料が安くなります。

そして、保険を使うと等級は下がり保険料が高くなるということになります。

新規契約時の等級の違い
今までにどの保険会社とも契約がない場合、つまり初めて車を買った時などの契約を純新規契約と呼びます。

ノンフリート等級の純新規6等級は、運転者の年齢条件別にアルファベットの符号が付いていて、それぞれ割増引きに手保険料の調整を行っています。

一般的には以下のように年齢条件ごとの担保範囲の違いにより分けられています。

6A:年齢を問わず担保
6B:21歳以上を担保
6C:26歳以上を担保
6E:30歳以上を担保
6G:35歳以上を担保
6F:前契約がある場合の6等級(5等級から無事故で1等級アップした場合、または9等級から事故により3等級ダウンなど)

保険会社によっては純新規契約を6S等級と呼び、契約上の年齢条件で区分している場合もあります。

ちなみに、新規契約でもセカンドカー割引の対象条件となる契約では、7等級新規で契約が可能です。

なお、以前は年齢の条件を付けることができない4ナンバー、1ナンバーなど貨物車の純新規は6D・7Dと表記されていました。

しかし最近ではリスク細分化が進み、年齢条件を付けることができる会社が増えたので6Dの表記は使わなくなりました。

ノンフリート等級制度お改定
2013年10月より国内の大手損害保険会社、並びにダイレクト型自動車保険会社の多くがノンフリート等級制度の等級の取り扱い方法の制度改定を行っています。

今までも、16等級の制度から20等級への細分化、割増引きの係数改定、年齢条件の料率など多くの改定を行ってきました。

今回は、事故を起こした場合の等級を事故有等級として新設した料率を利用するための改定です。

また、改定に伴い無事故の等級係数も新設されました。

継続契約時には前年の契約内容や保険始期によって等級の割引率が異なるので、保険会社からしっかりと説明を受けるようにしましょう。  

Posted by 京漬物  at 17:18Comments(0)自動車保険